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【雑感】やめたら幸せになったこと

お弁当

朝のお弁当作り
朝が弱く、仕事も夜遅い。朝のお弁当作りは本当に苦痛だった。
お弁当作りのためだけに起きて、息子を送り出してまた寝る。

5時間と3時間という分割睡眠は私には合わなかった。
眠いのと体がだるいのとで、朝から晩までイライラし通しだった。
そして、寝ぼけて何度も卵を残飯コーナーの中に割り入れる。

そんなわけで、息子がお弁当を残して帰ろうものなら、
腹立たしさを隠し切れなかった。

早起きは三文の得というけれど、私の場合、実践しても眠いだけ。
とにかく、連続して眠れる時間を確保したい。

 

世のお母さんたちは、やっていることではないか!?
この心の声に弱い。
劣等感でめちゃくちゃな気分になる。
たかがお弁当作りに、ここまで滅入っている私は、母親失格なのではないか。
いい母親じゃなくてもいいから、当たり前のことは苦痛に思わずやれ。
心の声がさらに責めてくる。

 

冷凍食品を研究していると
最近の冷凍食品は優秀である。
とりわけ「自然解凍OK」は神である。
ただ、手作りではないことが、ちょっと後ろめたいだけだ。

しかし、ある日気づいてしまった。
ハンバーグ・きんぴら・ひじきの煮物…
作って冷凍しておけば、それは手作り弁当なのではないか。

 

お弁当のおかずを作る日
仕事が休みの日に、お弁当用の煮物と揚げ物を大量に作り
小分けにして冷凍しておく。
朝の忙しい時間ではとても作れないようなおかずも入れられる。

寝る前にセッティング
卵焼きとウインナーは夜のうちに焼いておく。
それと、自作の冷凍おかずをセッティングし、
ごはんだけは炊き立てになるようタイマーをセットしておく。

 

ごはんを詰めるのだけお願いね
炊き立てのごはんを詰めれば、お弁当は完成。
それは、朝、息子が自分でやっている。
もちろん、私が寝ている間に。

毎朝、幸せな気分で目が覚める
十分な睡眠がとれることは、最高に幸せだ。
気分も体調も良くなった。
私を毎朝責めていた心の声も、影をひそめている。
気分よく過ごしているのだから、たとえ自分であろうと、
責められる筋合いはない。

「こうじゃなきゃダメ」っていう思いこみを
捨てたその日から幸せになった。