【映画】スティーブ・ジョブズ|ちょっとやそっとの断捨離じゃすまないよね。
絶対に必要だと思い込んでいないか?
THE凡人の私が天才を語るのは心底おこがましいのだが、
ジョブズは、「無駄」の価値基準を変えた人なのだと思う。
例えば、ジョブズがいつも同じ洋服を着ていたのは、
主に「決断のエネルギー」を節約するためだったと言われている。
他に決断しなければならない重要なことが山ほどあるから、
出かける前の洋服選びは無駄な時間、ってことなのだろう。
私にとっては、かなり面倒くさい洋服選び。
どうしても必要な時間的コストだと思っていた。
それを、ジョブズが「どうしてもではない」と教えてくれた。
もうひとつは、「他人の目を気にすること」。
なんとなく、いつも同じ服だと思われたくないという意識が働く。
試着室ではたいてい、場の雰囲気や誰かの感想を思い浮かべている。
モデルじゃあるまいし。
私は、ほとんど他人の目のために洋服を選んでいたのだ。
着心地が良くて作業しやすい服は、たいてい決まっている。
出がけの貴重な時間に、あれこれ着まわした結果、
結局いつもの服に落ち着いているということも見逃せない。
しかし、この程度の無駄をカットしたところで、iPodやiPhoneは生まれない。
兄さん、さすがにそれはやりすぎでっせ、ってとこまでジョブズはいくのだ。
この映画で、それを堪能してほしい。
こんな人におすすめ
・天才の生き方に興味がある人
キャスト
出演:アシュトン・カッチャー, ダーモット・マローニー, ルーカス・ハースほか
あらすじ
常に既成の枠組みを打ち破り、理想を求め続けたスティーブ・ジョブズ。 人と違う考え方を貫き、周りの人全てを敵に回した<反逆児>が、どうやって、世界中の人に愛されるデバイスを創ったのか。 シリコンバレーの寵児と呼ばれながらも繰り返される成功と挫折の狭間で、彼は何を考え、何を想ったのか―。 1970年代、友人たちと共に自宅ガレージからスタートしたアップル・コンピューター。 その類稀なる創造力により、文字通り“世界を変えた”天才の半生を描いた大注目作。
Amazon作品紹介より