【雑感】『240年ぶりだって。』
どうりで、こうなるわけよね。
240年ぶりに大きく時代が変わる?
最近、よく目にするのが「240年ぶりに大きく時代が変わる」っていう話題。
これは深掘りしたら面白そう!!
2020年12月下旬、木星と土星が重なるグレート・コンジャンクションという現象が起こるのだそう。これ自体は20年周期で起こるのであまりレア感ないんだけど、問題はそれが起こる場所(星座)。過去約240年間、地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)で起こっていたものが、2020年12月22日を境に、風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)に移動するのだとか。
それによって、世間のムードとか価値観が大きく変わる、らしい。
具体的にどう変わるの?
▼地の時代の特徴(これまで)
・家・土地・お金など物質的なものに価値がある
・辛抱強く一つのことをやり通す
・物質的なものに執着する
▼風の時代の特徴(これから)
・知性・思考・理念など精神性に価値がある
・一つのところにとどまらない
・物事にとらわれない、執着しない
もちろん、今までだって「風の時代」の価値基準で生きてきた人もいるはずだけど、 世間のムードとしては、マイノリティだったってことなのかな。
「モノを所有する」っていうことに価値があるとすれば、その価値は、親の経済力にずいぶん影響されるよね。
経済力のある親の元に生まれただけで、大きなアドバンテージになる。
「東大生の親の6割以上が年収950万円以上」って記事を読むと、学歴も物質的価値観の一部だと思うな。
でもこれからは、お金では手に入らない、「精神性」に光が当たるってわけね。
そうは言っても、価値観に正しいも間違いもないから、モノに価値を見る人はそれでいいと思うよ。
ただ、マジョリティでなくなるみたいだから、今までの価値観を振り回すと、居心地が悪くなるかもしんないね。
ちなみに前回の風の時代はどんなだったの?
時代の変化は、約240年ごとに、火→地→風→水の順に起こっているらしい。
このエレメントの切り替わりが、時代の節目とけっこう一致しているのが面白い。
ちなみに、前回の風の時代は、ちょうど鎌倉時代~室町時代前半なんだって。
つまり、私たちは、Neoカマクラーなんだよね。
【鎌倉~室町初期に起こった出来事と現在】
★日本刀の黄金期
鎌倉時代には、たくさんの名刀が生まれている。今、「鬼滅の刃」が大ブームになってるっていうのも、興味深い。
「ヒマだから、エッセイ出しちゃいますね」みたいなノリで書かれたものらしい。
「やりたいことは今すぐやれ」とか「恋を知らない男はダメだよね」みたいなことが書いてある。兼好法師は、今でいう人気ブロガーみたいな感じだったのかな。
★新しい仏教が広まった
時代が荒れに荒れまくっていたせいもあってか、多くの人々が仏教に影響を受けた。
ブッダが苦行の果てに得た悟りが「苦行では悟れない」だったという…。
元も子もないじゃんと思っていたけれど、違う解釈もできるよね。
「苦しい努力をしている時は、道を間違えている」という考え方ね。
「have to(~しなければならない)」ではなく
「want to(~したい)」で成功する時代なのかもしれない。
★南北朝の対立
光明天皇が北朝、後醍醐天皇が南朝を建てたため、同時代に二人の天皇が存在した。
社会が二極化するって言われている。アメリカ大統領選を見てたら納得だよね。
★全ヨーロッパにペスト流行
新型肺炎、流行ってます。
具体的な空気感のあらわれ
月に1回、市内中心部のホテルで「研修という名のお偉方のつまんない話を聞く会合」があったんだけど、今年はすべてSkype。
こっちの音も映像もミュートだから、他のことをしながら聞ける。
これを味わっちゃうと、もう戻れないよね。
「わたしが聞きたいこと」じゃなくて、「あっちが言いたいこと」をひたすら聞く。
それだけのために、時間とお金をかけたくない!!
って気持ちをもう抑えきれない。
サブスクとかオンラインサロンとかが流行ってるのは、「want to」には時間もお金も使うからよ。
「目上」ってだけで、強制的に時間とお金を拘束できる時代は、終わった気がするよ。
つまるところ
勝ち負けにとらわれない、自分の感情に執着しない。
「あなたはそう思うのね、私はこう思うわ。」って、いい距離感を保てる時代かな。
それに、今の場所が居心地悪かったら、さっと移動すればいい。
一つのところに留まることに価値がなくなるのだから。
精神性とか思考って、それ自体は目に見えないけど、
40過ぎたら顔に出るからね。
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