【映画】wonder君は太陽|涙で心にうるおいの膜が。
自分の中の、やさしい部分に気づけた。
主人公だけでなく、家族・友人・周囲の人たちの心情がていねいに描かれている作品。
どの登場人物にも、共感する部分があった。いじわるな同級生にでさえ。
主人公の家庭は裕福で、ほかの子たちより恵まれている部分もある。
現実には、こう上手くはいかないだろうという思いもあったが、
ずっと何かやさしい感情がじわじわとこみ上げていた。
この作品には「差別とかいじめはやめましょうね!」というアピールはない。
「こうしたほうがいいよ!」という押し付けもない。
ただ、家族の変わらぬ愛情と、周囲の心の変化にスポットが当たっている。
「正しいこと、親切なこと。選ぶなら親切なことを 。」
この映画には、勇気の出る名言があふれている。
キャスト
出演:ジュリア・ロバーツ, オーウェン・ウィルソン, ジェイコブ・トレンブレイほか
あらすじ
「僕は普通の10歳の子じゃない」--オギーは遺伝子の疾患で、人とは異なる顔で生まれてきた。27回の顔の手術のせいで自宅学習を続けてきたオギーだが、両親は息子を外の世界へ送り出そうと決意する。だが、5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会う。幾度もくじけそうになりながら、家族の愛を勇気に変えて立ち向かうオギーの姿に、周囲の人々が変わり始める。そして忘れられない1年を締めくくる修了式の日に、最大の出来事が待ち受けていた──。
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【映画】インターンシップ|Googleの成功が証明したもの。
Googleの福利厚生ハンパなし。
夢のテーマパーク、Google。
食べ物が無料とか、お昼寝カプセルとか、噂には聞いていたけど、
ほんとに実在するんだ…。会社がちょっとした街だよね。
社員への還元がスゴイ。
「人を蹴落として競争するのではなく、チームでいいものを生み出す」という
会社としての価値基準がよくわかる映画だった。
お金があるからこういう社風なのか、こういう社風だからお金が集まるのか。
いずれにせよ、旧来の「従属型やりがい搾取」で無理くり発展させる時代は 終わったということを、Googleの成功が証明したのではないか。
キャスト
監督:ショーン・レヴィ
出演:ヴィンス・ボーン, オーウェン・ウィルソンほか
あらすじ
『テッド』のスタッフが、Googleのインターンになった、IT音痴のオッサンたちの挑戦を描く人生逆転ゲーム!失業したIT音痴のオッサンたちが、Googleの実習生<インターン>に!ライバルは超エリートたち。6つの難題をクリアして、社員になれるのか!?
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【映画】最強のふたり|理屈ぬきで、すがすがしさを感じる。実話が基になった映画。
言葉が出てこない。とにかく、見てほしい。
不公平はそこら中に転がっている。
とりわけ、スラムや差別感情は、人間が作り出したものだ。
ものすごく重いテーマであるにもかかわらず、
なぜか、すがすがしい気分になる。
この方法で、まるっと全部うまくいくという話ではないことは重々承知。
でも、この映画を見終わった今、ほんの少し景色が違って見えている。
キャスト
監督:エリック・トレダノ
出演:フランソワ・クリュゼ, オマール・シー, アンヌ・ル・ニジャンルほか
あらすじ
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。
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【映画】『イエスマン"yes"は人生のパスワード』に学ぶ|流れにさからわずに、ゆだねてみる。
”YES”は桃太郎の”桃”!?
断固「NO!」ではなくて、億劫なのよ~の「NO」。
確かに、普段よく使ってると思う。
気が乗らない集まりに参加してもロクなことはないので、
たいてい断る理由ばっかり考えているのだ。
色んな人間関係に所属しているのだから、もし、どこもかしこもつまらないとしたら、
自分が「誘いを断りたくなる人間関係にばかり所属している」
ともいえるんじゃないかな。
何かにつけてうまくいかない時は、たいてい自分の選択がいちいち間違っている。
だったら自然に流れてきたものに、一旦ゆだねてみたらいいのかも。
それが、なんにでも「YES」を繰り返すっていう行為なのかもしれない。
ホリエモンがSHOWROOMの前田氏との対談で話していた「桃太郎理論」を
思い出す。
川に洗濯に行って、突然上流から大きな桃が流れてきたら、
普通は不審に思ってスルーしない?
割ってみようなんて、まず思わないよね?
けど、おばあさんが桃を割ったから、結果、鬼退治ができた。
チャンスをつかむかどうかは、どんぶらこと流れてきた桃を、
素直に割ってみるかどうかにかかっている。
という話。
ちゅうちょせずに、流れてきた桃を割ってみる。それが、YESという行為。
ただし、結果は自分が引き受けることになる。
変な桃も、中にはあるだろう。
けどとりあえず、流れてきたら、「YES」と言って割ってみる。
最初はゲームみたいに。
そう考えると、何が流れてくるのか待ちどおしくなる。
ちょっとワクワクしてきた。
こんな人におすすめ
落ち込んでいる人、元気が出ない人、変わるきっかけが欲しい人。
キャスト
監督:ペイトン・リード
出演:ジム・キャリー, ゾーイ・デシャネル, ブラッドリー・クーパーほか
あらすじ
主人公のさえない中年男が、友人の勧めで怪しげなセミナーに参加することに。
セミナーのルールは、すべてに「YES」と答えるというもの。
さてさて、男の運命やいかに!?
【映画】ボヘミアンラプソディ| 「ロックは魂の叫び」が体感できる映画
自分が何者であるかは自分で決める
クイーンとフレディ・マーキュリーが一致しない程度のオンチだったが、
アマプラの推しがすごいので鑑賞。
フレディ・マーキュリーの才能と苦悩を軸にした、典型的な栄光と挫折のストーリーなので、クイーンを知らなくても展開は読めるのだが…。
鑑賞後、体温が上がって軽く汗ばんでいた。
精度の高いコピーだとわかっているのに、
わしづかみされるようなエネルギーが、スゴイ。
最後のライブエイドで、全身に鳥肌が立った。
ボヘミアンラプソディは、「ロックは魂の叫び」が体感できる映画だと思う。
クイーンは、映像で見たほうが、絶対いいよね。
映画を観た後で、ぜひ、この映像も見てほしい。震える。
こんな人におすすめ
・「ロックは魂の叫び」を体感したい人
・クイーンをもっと知りたい人
キャスト
監督:Bryan Singer
出演 :Rami Malek, Lucy Boynton, Gwilym Leeほか
あらすじ
伝説のバンド「クイーン」の感動の物語。1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名はクイーンに決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー"とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった……。
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【映画】スティーブ・ジョブズ|ちょっとやそっとの断捨離じゃすまないよね。
絶対に必要だと思い込んでいないか?
THE凡人の私が天才を語るのは心底おこがましいのだが、
ジョブズは、「無駄」の価値基準を変えた人なのだと思う。
例えば、ジョブズがいつも同じ洋服を着ていたのは、
主に「決断のエネルギー」を節約するためだったと言われている。
他に決断しなければならない重要なことが山ほどあるから、
出かける前の洋服選びは無駄な時間、ってことなのだろう。
私にとっては、かなり面倒くさい洋服選び。
どうしても必要な時間的コストだと思っていた。
それを、ジョブズが「どうしてもではない」と教えてくれた。
もうひとつは、「他人の目を気にすること」。
なんとなく、いつも同じ服だと思われたくないという意識が働く。
試着室ではたいてい、場の雰囲気や誰かの感想を思い浮かべている。
モデルじゃあるまいし。
私は、ほとんど他人の目のために洋服を選んでいたのだ。
着心地が良くて作業しやすい服は、たいてい決まっている。
出がけの貴重な時間に、あれこれ着まわした結果、
結局いつもの服に落ち着いているということも見逃せない。
しかし、この程度の無駄をカットしたところで、iPodやiPhoneは生まれない。
兄さん、さすがにそれはやりすぎでっせ、ってとこまでジョブズはいくのだ。
この映画で、それを堪能してほしい。
こんな人におすすめ
・天才の生き方に興味がある人
キャスト
出演:アシュトン・カッチャー, ダーモット・マローニー, ルーカス・ハースほか
あらすじ
常に既成の枠組みを打ち破り、理想を求め続けたスティーブ・ジョブズ。 人と違う考え方を貫き、周りの人全てを敵に回した<反逆児>が、どうやって、世界中の人に愛されるデバイスを創ったのか。 シリコンバレーの寵児と呼ばれながらも繰り返される成功と挫折の狭間で、彼は何を考え、何を想ったのか―。 1970年代、友人たちと共に自宅ガレージからスタートしたアップル・コンピューター。 その類稀なる創造力により、文字通り“世界を変えた”天才の半生を描いた大注目作。
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【映画】窮鼠はチーズの夢を見る(R15+)|かけひきなしの恋愛って、きっとこういうことだよね。
人間性の前には、性別も太刀打ちできないのか。
大倉くん演じる恭一は、既婚者なのに女性関係がだいぶゆるい男。
いたるところでクズっぷりを発揮するのだが、なんだか責められない気分になる。
人間臭いというか、なんというか。
これがまたイケてるモテ男だから、次々行動に移して結果を出してしまう。
あぁ、またクズなことを…と思うけれど、満たされない気持ちは、よくわかる。
一方、成田くん演じる今ヶ瀬の切なさたるや…。
恭一のことを好きすぎて、ちょっとあぶない行動に出たりもするのだが、
嫉妬とか無力感とか、「恭一はクズ」ってわかっているのにどうしようもない気持ちとか、終始ぎゅーっとさせられた。
「窮鼠はチーズの夢を見る」というタイトル回収が、 私の中では謎のままである。
いつか腑に落ちるのだろうか。
こんな人におすすめ
・理想の恋愛を求める大人
・かけひきなしの直球に触れたい人
キャスト
あらすじ
学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。 ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、 今ヶ瀬のペースに乗せられ、ふたりは一緒に暮らすことに。ただひたすらにまっすぐな想いに、恭一も少しずつ心を開いていき…。 しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わりはじめていく。
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